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一年間を振り返って#19

花粉症が酷くてしょうがなく、北海道に避粉しに行きたいくらいな、snipe新3年の上村 侑大です。新歓PVの編集も大詰めです。去年より頑張りましたので是非見てください!

それでは本題に入ります。


クラス分離

僕は名工大ヨット部に入部する前からヨット経験はないものの、知ってはいました。なので入部前から大学ヨットには470級とsnipe級があることを知っており、470をやりたいと思っていました。しかしながら入部した頃には470級は始動しておらず、snipeで練習しながら、470を始動させたいと思っていました。


しかしながら、いざ始動するとなると僕は現実を見てしまいました。470級はオリンピック競技になっていて、選手層が厚く、高校ヨットのfj、420からのスムーズなトラッピーズの移行、なにしろ船が繊細、ヘルムが感じにくい、これでは4年間で全国レベルにはかすりもできない。


僕は勝利が欲しい。全スナに出るんだ。そう考えた僕はsnipe級で足掻こうと決意しました。


●ナガタクさん

※気づいたらナガタクさんへのラブレターになっていました。


30216で2代上の永田拓さん(以降ナガタクさん)とクルーで練習していきました。もちろんレースメンバーになれたのは嬉しかったのですが、正直海の上のナガタクさんは怖く(陸ではめちゃくちゃ優しい)、一方的に怒られ、僕はただの脳死したハイクアウトするだけの錘でした。特に2代も離れているとスキッパー(先輩)がミスをしていても気づかないもしくは責められず、クルー(後輩)がミスると怒られる図が出来てしまいます。


あ~サッカー部の時もそうだった。ディフェンスは怒られ、フォワードはどんまいで済む世界。


この時は本当にヨットがつまらなく、僕以外の同期は楽しそうに同期同士でヨットをやっていて、とても羨ましかった。


僕はある時、思い切って楽しくヨットをしませんか?ピリピリするのはお互いに良くないと言いました。今考えると生意気ですよね。でもナガタクさんはそれを受け入れ、徐々に海での楽しい会話が増えました。それでもまだ、しんどくなると錘の状態になってしまっていて、コースや他艇の関係などナガタクに頼りっぱなしでした。これではイラつくのはわかります。


そして新人戦、個人戦予選と大会を終え、段々とコースや他艇の関係など、僕の担当寄りになってきて、いい関係で船に乗ることができてきました。ヨット以外の話も増え、主将としてのナガタクさんが部について相談してくれるくらい信頼してくれるようになり、僕自身もヨットの向上だけでなく、部としての向上を考えるようにもなりました。


そして雪辱を果たす団体戦予選。

飛び抜けた順位は取れないものの、安定した順位が取れていました。僕は安定していることにとても意味があると考えています。僕らペアは風域ごとにそれぞれやる事を明確にして、必ずレース前にそれをお互いで確認します。普段と違うことはしない。これを予選までやっていき、安定した勝利と自信に繋げていきました。


気づくとナガタクさんと乗ることが楽しくてしょうがなくなっていました。


本戦でも、積み上げた自信で戦いました。

1レース目、早稲田の上で最前線でスタート。こんなビッグフリートは初めての経験。どんだけスターボコール、他艇との交渉をしたか。なんと忙しい。ランニングに入り、後ろを振り向くと白い帆の多いこと。気持ちがいい。割と前を走っていました。19/72位。強風なら負けない。と自信を持ったのは束の間でした。

段々と風が落ち2レース目以降は前にヨットを見るばかり、不甲斐ない結果でした。


それでもナガタクさんと船に乗れた経験は僕のヨット生活で大きな経験でした。ありがとうございました。


完全にラブレターになってしまった。注意書きをつけておきます。


●同期

一月前に同期の一人が退部し、同期全員と腹を割ってそれぞれの部活に対する想いを話し合いました。退部したことは嬉しいことではありませんでしたが、これを機に、より一層仲が深まり、恐らくこの出来事は大学ヨット部の4年間において大きなポイントとなると思っています。


以上で終わります。ブログを読んで頂きありがとうございます。私事ですが、今月、同志社ウィークに参加します。色んなものを吸収して、部活に反映していきたいと思います。



次は4年マネージャーの松嶋千華先輩です。一年を振り返るとインカレ予選、台湾から応援のメッセージを頂きました。後輩想いな先輩です。


写真は一緒に同志社ウィークに参加する同期で副主将の阪倉海斗です。知多半島の南知多にあるまるは食堂に連れて行ってもらいました!